褥瘡予防
当院では褥瘡(じょくそう)の発生を予防するために医師、薬剤部、看護部、栄養課、看護助手すべてのスタッフが連携して日々の診療にあたっています。
ベッドサイドではこまめに患者様の皮膚状態をチェックし、患者様とのコミュニケーションから情報を得ています。
褥瘡予防のために以下の取り組みを行っています
- 体圧分散式除圧エアーマットレスの導入
- 個々の病態に応じた栄養管理(コラーゲンペプチド導入)
- 2時間毎の体位変換
褥瘡治療・評価
当院では以下の褥瘡治療・評価を行っています
- 洗浄処置(酸性水導入)
- 局所陰圧閉鎖療法(NPWT:Negative Pressure wound therapy)
- ①保存的治療:
・抗炎症・抗感染薬(アズノール、イソジンシュガーなど)
・化学的デブリードマン(ブロメライン軟膏)
・自己融解性デブリードマン(ゲーベンクリーム)
・肉芽形成促進、上皮化促進(アクトシン軟膏、プロスタンディン軟膏など)
・創傷被覆材の活用
②外科的治療:外科的デブリードマン、褥瘡ポケット切開術 - 画像記録、患部のサイズ評価(DESIGNによる定量的評価)
- 血液検査による栄養指標項目のデータフォローアップ