新緑したたる好季節の到来です。
鯉のぼりの泳ぐ過ぎし日に、息子たちとキャッチボールや
サッカーをして汗を流していたことを思い出しました。
子供の成長と共に体を動かす機会もなくなり、サルコぺニア(筋肉減少)や
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)が気になりだした今日この頃です。
一般に30歳をピークに筋肉や骨は減少傾向となり、1歳年をとると1%減るとも言われます。
上記については個人差もありますが、
運動+蛋白質=筋合成
(運動後1時間以内のプロテイン摂取がゴールデンタイム)を実行しようと
GWに新しいウォーキングシューズを購入し、運動を始める準備を始めました !(^^)! (笑)
さて、風かおるこの5月、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか?
5月の栄養課通信です。
『 春らんまん御膳 』のご用意を致しました。
今回の掛けかみはお花がたくさん♪
今日のお弁当は、春のお顔と香りを覗かせてくれました。
今回も、患者さまから美味しかったの笑顔を頂き、心も春爛漫 ♬♪♬
(チキン南蛮、ジュンサイの吸い物がとても美味しかったです。by ドクターA)
(イチゴ大福はこれまで食べてきた中で一番美味しかったです。by ドクターB)
春の食材をじっと見ていると、苦いものが多いと思いませんか?
年をとるごとに美味しいと思うようになったこのような食材。
『 春の皿には苦みを盛れ 』ということわざがあるように、
冬の体から春の体へとスムーズに移行させていくのに欠かせない食べ物が
苦みのある山菜なんです。
春の山菜には、抗酸化力の高いポリフェノール群が豊富に含まれており、
細胞を活性化する効果もあります。
春の山菜を上手に取り入れ、冬の間に体内に溜まった老廃物や脂肪を排出し、
苦みで体内を目覚めさせて、新陳代謝を促すことが出来るそうですよ。
ちなみに、冬眠から目覚めた熊は、まず初めにふきのとう等の山菜を食べると
言います。それもきっと春の山菜がもつ苦みを利用し、冬場に溜まった毒を
排出しようとしているんでしょうね。
春にしか出会えない旬の食材に感謝感謝ですね ♥
3.4.5月は特にこのような苦みのある山菜や春野菜を中心に献立作成を
行い、抹茶を使ったスイーツ等も盛り込みながら初夏を味わっていただいて
おります。
自然の力を借りて体のリセットを行い、季節の変化を楽しみながら
過ごしていきたいものです。