寒気の中にも早春の息吹が感じられる頃となりましたが
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
サキサカ病院では、患者さまに春の訪れを感じて頂こうと
節分の日に 『 恵方巻き 御膳 』 をご用意いたしました。
2月3日 節分
節分とは「 季節を分ける 」ことを意味し、本来は立春、立夏、
立秋、立冬のことで1年に4回ありますが、旧暦では立春が年の
始まりにあたることから、節分といえば立春の前日を指すように
なったそうです。
立春の当日。
「新しい年が良い年でありますように・・・」
心の内で願いながら、年神様のいらっしゃる方角(今年は南南東でした)
を向いて、この大きな大きな恵方巻きを食べて頂きました。
(患者さまにはカットして提供いたしました。)
この太巻きは、患者さま方にとても好評で
涙を浮かべて喜ばれた方もおられました。
ご覧頂いてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
当院の太巻きは普通のよりひとまわり大きいのです。
スタッフからの要望もあり、今回 太巻きの巻き方レシピ を作ってみました。
常食の患者さまに提供しているすし酢の割合もご紹介いたしますね。
(個人的には黄金比だと確信しております。一度お試しください。)
♣ 米 1合 あたりの すし酢 の分量 ♣
砂糖 20g~18g
酢 22g
塩 3g
みりん 1.5g
✿ ワンポイントアドバイス ✿
米1合で約330gのご飯が炊けます。
すし飯を作るときは水加減を少なめにして少し硬いご飯を炊くと
すし酢を足しても丁度よいつやのあるすし飯ができあがります。
巻きこむ材料はそれぞれのお好きな具を組み合わせて頂きますと
美味しい太巻きができると思います。
立春とは申しますがまだまだ寒い日が続きます。
身体の温まる食材(根菜類など)を摂り、お風邪などひかれませぬよう
どうぞ御自愛ください。