暖冬と言われる今年も、徐々に朝晩の冷え込みを感じ始めました。
風邪など召されませんよう、体調管理にはお気を付けください。
特に、手洗い、うがいは一番の感染予防ですので、こまめに行うことをお勧めします。
さて、当院外来にお越しになった方はすでにご存じのことと思いますが
ほうじ茶のサービスに続き、「しょうが湯」と「ゆず茶」のご提供を開始いたしました。
ほうじ茶は毎日飲んでいただけますが、
しょうが湯とゆず茶は木曜日に隔週でお出ししています。
どちらも風邪予防にはぴったりですので、是非ご賞味下さい。
【しょうが湯レシピ】
≪ 病院外来での提供レシピ ≫
( 10杯分 )
水 1ℓ
砂糖 75g
生しょうが 35g
片栗粉 12g
①生姜をすりおろします。
②鍋に湯を沸かし、砂糖入れ沸騰させます。
③砂糖が溶けたら①のおろした生姜を入れます。
④片栗粉を適量の水で溶かし、とろみをつけたら出来上がり。
ご自宅でもお飲みいただけるように・・・
≪ 自宅で簡単 生姜湯レシピ ≫
( コップ1杯 )
生姜 3~5g ( チュウブの生姜でも可 )
はちみつ 15~20g ( 黒砂糖・砂糖でも可 )
お湯 100cc
①コップに卸した生姜、はちみつを入れる。
②①に沸いたお湯を注ぎ、混ぜればホットな美味しい生姜湯の出来上がりです。
※レモンや豆乳などを入れても美味しく頂けます。
風邪をひいたときには、はちみつ入りの生姜湯をお試しください。
◎はちみつ・・・抗菌作用により咳などの呼吸器疾患の症状を抑える効果、
傷の治りを早くする効果があります。
◎生姜・・・殺菌作用・免疫を高める作用・胃腸を整える働きがあり、
風邪のひき始めや食欲不振、疲労感が抜けない時などに体を整えてくれます。
体が温まりますよ。
【ゆず茶レシピ】
まずは、ゆずジャムを作ります。
柚子(可食部): 砂糖 = 1 : 1
この分量がポイントです。
具体的には・・・
①柚子をきれいに洗います。柚子は皮をむき、皮と身に分けます。
②皮はフードプロセッサーにかけミジン切りに。( 包丁で切っても大丈夫です )
③実の部分は種だけを取り除き、実と皮・スジはまな板で細かくたたきます。
④②と③を合わせ分量を量り、同量の砂糖を入れよく混ぜ合わせます。
⑤1晩から2晩冷蔵庫で寝せると砂糖がなじんで美味しいゆずジャムの出来上がりです。
≪ 病院外来で提供レシピ ≫
水 1ℓ
ゆずジャム 380g
片栗粉 20g
①鍋に湯を沸かし、沸騰したらゆずジャムを入れます。
②かき混ぜながら再度沸騰させます。
③片栗粉を適量の水で溶き、とろみをつければ出来上がりです。
≪ 自宅で簡単 ぽかぽか ゆず茶 ≫
ゆずジャム 大さじ 2杯
お湯 100cc
お湯のみにゆずジャム大さじ2杯くらい入れ、お湯を注ぎかき混ぜれば出来上がりです。
※長期保存する場合は、ゆずジャムをひと煮立ちさせ
煮沸した瓶に詰めて冷蔵庫に保存するか、
冷凍する際は瓶を避けて冷凍可能な容器での保存をお薦めいたします。
当院のゆずジャムは柚子丸ごと使って作ります。(ヘタ・種のみ除きます)
それは、柚子は皮のみを使うことが多いのですが、みかん同様白いスジや果肉を包んでいる皮にも食物繊維の他にビタミンPも豊富に含まれているからなんです。
ビタミンPはヘスぺリジンというポリフェノールの一種で様々な健康促進効果が期待できるとか。
栄養課と医事課スタッフ、外来スタッフが心をこめてお出ししています。
どうぞお気軽にお召し上がり下さい。
また、ご希望などございましたらお伝え頂きますと幸いです。