当院で行なって参りました臨床研究
誤嚥性肺炎予防のための経管栄養プロトコルに関する論文を
この度、ヨーロッパの医学誌であるClinical Nutrition Open Scienceにおいて発表することとなりました。
論文では高齢者の誤嚥性肺炎の成立に関わる病態の解析を示し、
それに対する栄養投与のアプローチについて
医学的根拠に基づいてプロトコルを作成し、その有効性を統計学的に評価しています。
今回、当院の経腸栄養プロトコル管理により有意に誤嚥性肺炎が抑制され、
患者様に誤嚥性肺炎の合併が少ない栄養管理を提供できるようになりましたことを嬉しく思います。
近日中に出版時期が分かりますので、公表されましたらお伝え致します。
サキサカ病院 匂坂正孝(医師、医学博士)