今年は空梅雨?と思っておりましたところ

20日に久しぶりに恵みの雨が降り、少しだけ梅雨らしさを感じることができました。

雨に濡れ、ひときわ美しく光る紫陽花はとても素敵ですよね ♥

 

 

昔は、紫陽花の花ことばはマイナスのイメージが強かったのですが、

最近では小さな花が集まって大きい花にみえることから転じて

『 家族団欒 』『 家族の結びつき 』という意味合いになり、

母の日や結婚式でも目にすることが多いようです。

 

 

私も今年の母の日には、笑顔で元気であってほしいと、

ピンクの紫陽花の花をプレゼントしました。

 

 

 

今回のお弁当は、熊本地震から1年。みんなの絆を大事にしたいという思いから

 絆 ♥ 紫陽花弁当  にしてみました。

 

病院に掲示しております通信です。

 

 

 

 

今回の掛け紙です。

 

 

 

弁当箱を並べてみんなで盛り込みます。

焼きナス・生姜・みょうがを入れて、ひと味違ったお吸い物の出来上がりです。

 

 

 

 

雨の日にもうれしいお弁当が出来上がりました。

 

 

 

 

今回のお弁当の名前に起用させていただいた紫陽花について1点注意事項があります。

 

 

御存じの方も居られると思いますが、豆知識として是非覚えておいてください。

 

 

紫陽花の葉には人体に害を及ぼす毒があるそうです。

毒性の成分にはついては未だに明かされていませんが、葉っぱや茎を食べた時の

食中毒の症状は、嘔吐・痙攣・めまい・顔面紅潮・歩行ふらつき・呼吸麻痺・

昏睡等の報告があるそうです。

 

 

 

こんなに見た目がきれいなので毒性についてそうと知らずに、

お菓子やお刺身の飾りに使われることがあるとか。。。

 

食べなければ大丈夫とのことですが、食べ物には使用せず、花瓶に挿して観賞

した方がよさそうです。

 

 

暦の上では夏。これからの時期、気温と湿度も高く、細菌による食中毒が

多発する傾向にあります。そこで、今回は夏場の食中毒について少しお話させて

頂きます。

 

 

まず、食中毒予防4原則について

 

「付けない」「増やさない」「やっつける」「持ち込まない」という4原則を

守ることで、食中毒を予防する食品衛生の基本のことです

 

①付けない・・・調理を始める前に適正な手洗いを行い、生の魚や肉、卵に細菌を付着させない。かつ、生鮮食品を触ってから次の作業に移る前にも手洗いを行うよう心掛ける。特にトイレの後や鼻をかんだ後など。

 

②増やさない・・・保管温度の管理を徹底すること。低温で保存するよう心掛けを(20℃から50℃は細菌が繁殖しやすい)。また、冷蔵庫を過信せずになるべく早く食べきりましょう。

 

③やっつける・・・加熱処理と調理器具の殺菌。ほとんどの細菌は加熱により死滅します。食器類やキッチン回りは次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)等での殺菌を。

 

④持ち込まない・・・個人衛生の管理。下痢・嘔吐・発熱の症状があった場合は調理は控える。

 

こまめな手洗いはもちろん、ふきんやまな板、包丁などの調理器具は、洗剤でよく洗った後、

熱湯消毒や次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)等で消毒されることをお勧めします。

 

 

 

道端の紫陽花の青色に心をときめかせ、秋に美味しいお米を届けてくれる田んぼや

植物への恵みに感謝しつつ、楽しみながら初夏を乗り越えていきたいものですね。